暮らしとコーヒー– category –
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暮らしとコーヒー
冬に深煎りコーヒー|本能的なおいしさ
夏が長かったせいか急に年末な感じです。合わせて気温も急降下。寒いのは本当に苦手なんだけど、代わりにホットコーヒーは本当においしく感じられる。浅煎りを好んで飲むことが多いのですが、冷えてくると深煎りがほしくなる。こってりとした濃密な飲み口... -
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冬の気配と深煎りコーヒー|パプアニューギニア シグリ農園
朝はスッキリ目を覚ますために浅煎りが多かったけど、今日は深煎り。細目に挽いてしっかりとした濃度感。気持ち早めに抽出して雑味は控えめに。 重さを感じる飲み口とコク、甘い余韻。シロップのようにゆっくり流れ落ちながら体の中に暖かさを留めます。急... -
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秋の始まりにコスタリカコーヒー|熟してるのに軽やか
やっと長い夏がおわった 。乾いた空気と。気温差のせいかしっとり湿った土のにおい。 この季節になるとコスタリカが飲みたくなる。 熟したフルーツのようなのに軽やかな味わいが秋のイメージと重なる。 落ち着いた明るさが黄昏時にはとくに。 どんどん短く... -
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思わぬ再認識。常温で広がるコーヒーの甘さ|ドミニカコーヒー
仕事中の気分転換に淹れたコーヒー。半分も飲んでないのに不意な呼び出し。せっかくのホットなのに。 席に戻り、冷めた液体をなんの期待もなく啜る。甘い。砂糖いれたっけって自分の記憶を疑うくらい。 アツアツとかキンキンとかって、その刺激だけで心地... -
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夏の重さをそぎ落とす|パナマコーヒーの涼やかさ
海辺に行ってみた。夏らしさにときめいたのもつかの間、重い空気に飲み込まれる。 乱反射する陽射し。まとわりつく湿度。熱風。呼吸がしにくい。ちょっと黙っててと言いたくなる夏の付きまといに頭が占拠される。 帰ろう。涼しい部屋でコーヒーだ。鮮やか... -
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ルーティーンと五感への刺激|タイコーヒーで整える日常
コーヒーを淹れる時間。ルーティーンと五感への刺激が、リスタートの儀式になる。 カリカリと乾いた音と。手から全身に伝わる振動が思考を妨げる。僅かな間、時間が切り取られる。コーヒー豆と一緒に焦りや不安が粉々に。 漂うようなウイスキー感。靄の晴... -
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じめっとした梅雨時|酸味系コーヒーがすっと馴染むとき
じめっとした季節は「さっぱり」がうれしい。苦手だった酸味が、ふと心地よく感じることも。 蒸し暑いときはさっぱりしたい。口にするのも柑橘系の爽やかな酸味が良く合う。明るい印象のレモンやグレープフルーツなんか特に。コーヒーの酸味に苦手意識を持... -
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手軽なのに、なんだか特別|ドリップバッグの不思議な魅力
ドリップバッグが手元にあるとなんか嬉しい。もちろん味わいや香りは普通に淹れるのと比べれば劣るんだけど、なんだろう、妙に大事に扱ってしまう。粉になってるので少しでも早く飲んだほうがいいのになかなか飲まない。 貴重品を扱うように丁寧に開封。わ... -
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さっきより明るい朝|浅煎りコーヒーの香り
気持ちがどんよりする朝。浅煎りの軽やかさに、すこしだけ頼ってみる。 なんだろう、昨日まではあんなに上手くいくってイメージできてたのに。今朝はぜんぜんダメ。悪い結末ばかりに向かっていく。すべてがネガティブ思考。取り込まれていらいら人間になっ... -
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焦りをほどく深煎り|アーシーなマンデリン
慌ただしさにのまれそうな時こそ、「一杯のコーヒー」に立ち止まる理由がある。 いくらでもある仕事。時間を惜しんでさばいていく。追われる感覚。 僅かな時間でも無理に作って一息つく。僅かな時間で何ができるってわけじゃないよ。自分に言い聞かせて豆...
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