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美味しさを長く楽しむために|コーヒー豆の保存術とパッケージの仕組み

こんな方におすすめな記事です

✅ コーヒー豆の保存方法に迷っている方
✅ 買った豆の風味をできるだけ長く楽しみたい方
✅ キャニスターや冷凍保存の注意点を知りたい方

──そんなあなたへ、店主目線でお伝えします!

パッケージのひみつ

コーヒーが時間とともに味が落ちてしまう理由のひとつは「酸素」です。 酸素に触れることで、風味や香りがどんどん抜けていってしまいます。

「だったら密封してしまえばいいのでは?」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分。 密封する際に入り込んだ酸素がパッケージ内に残ってしまうと、結局は劣化の原因になります。

そこで、当店ではアロマキープバルブ付きの専用パッケージを使っています。

このバルブは、パッケージの中から外に向かって一方通行でガスを抜く構造になっていて、中に残った酸素をゆっくり排出してくれます。 つまり、外の空気は入れず、内側の酸素だけを逃がしてくれる仕組み。

これにより、豆の風味を損なわず、できるだけ新鮮な状態をキープできるんです。


おうちでの保存、どうしたらいい?

「買った豆、どうやって保管すればいい?」というのもよくある疑問ですよね。

○ 2週間くらいで飲みきる場合

高温多湿と直射日光を避けた、涼しい場所でOKです。 日ごとに変化していく風味(エイジング)を楽しみながら、最後まで美味しく飲みきれます。

○ しばらく保存する予定なら

それ以上保管するなら、冷凍庫がおすすめです。 気温や湿度の変わりやすい家庭内では冷凍庫が一番安定した環境。コーヒーの劣化を最小限に抑えられます。


キャニスターってどうなの?

ご自宅で保管する容器として、キャニスター(保存缶)を使う方も多いですよね。

2週間以内に飲みきれる量であれば、密閉できるキャニスターであればOK。 豆の保存に神経質になりすぎなくても、十分豆の魅力を最後まで楽しめます。

お気に入りのデザインのものがあれば気分も上がりますよね。

ただし、冷凍保存する場合は注意。 キャニスターが冷凍不可の場合があるので、そのときはパッケージのまま保存するのが安心です。


最後に

「保管ってむずかしそう…」と思われるかもしれませんが、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、美味しいコーヒーを長く楽しめます。

毎日のコーヒー時間が、もっと気軽で楽しいものになりますように。

当店コーヒーはご注文後に焙煎発送。高機能パッケージで新鮮なままご自宅へ☕
▶︎ KANKI COFFEE 公式ショップへ

この記事を書いた人

横浜のはじっこ金沢区で整体とコーヒー豆焙煎のお店を経営しています。お客さんが少なくてジタバタ焦っちゃうこともありますが、閑(ひま)を喜びに。あれこれ追われてることが当たり前の今では何もない時間は本当贅沢。僕の苗字閑喜なんです。やるべきことはやりつつ、あとはあえてブレーキ踏むくらいな感じでゆっくり楽しく。妻と娘と3人暮らし。

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