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コーヒーの飲み頃とは?焙煎直後からの変化を楽しむ方法

こんな方におすすめな記事です

✅ コーヒーの飲み頃が知りたい方
✅ 焙煎直後から変化を楽しみたい方
✅ 味のピークの考え方を知りたい方

──そんなあなたへ、店主目線でお伝えします!

コーヒーの飲み頃はいつ?

コーヒーの飲み頃は焙煎から3~4日後、豆から放出されるガスがある程度落ち着いてからと言われています。ガスというのはコーヒーを淹れているとき、粉にお湯を注ぐとモコモコ膨らんでくるあれです。あれは放出されたガスが粉を押し広げて膨らんでいる現象です。

ドリップ中にモコモコ膨らんでくれるといかにも美味しそうで楽しい瞬間なのですが、膨らむことによるデメリットがあります。膨らみすぎるとモコモコの中の粉の密度がスカスカになってしまい、上手くコーヒーの成分が抽出されなくなってしまいます。焙煎直後が美味しくないということではなく、抽出が不安定という表現が正解かもしれません。


焙煎直後にしか味わえない魅力

実際焙煎直後はおいしいです。コクや深みは劣るかもしれませんが、噴き出してくるような香りやスッキリした飲み口、まるでハーブティーのようなフレッシュな感覚は他には代えられません。

焙煎直後のドリップは気持ちいい。めちゃくちゃ膨らみます。コーヒー本来の良さが味わえないと否定的な意見もありますが、ただただ新鮮さを堪能するのも楽しい。魚の活け造りに近いかも。飲み頃と言われるコーヒーはいやでも明日か明後日に飲めます。


結論:正解はない、だから面白い

焙煎後1週間くらいになると、味わいはもちろん飲み口にも変化が表れてきます。スッキリというよりしっかり。サラッとというよりトロっと。たっぷりなコクのコーヒーらしいコーヒーになってきます。

といってもこの時期が一番ということではなく、焙煎方法や淹れ方も含め、いろいろ変わるのがコーヒーの醍醐味。焙煎直後から飲んで理想は2週間くらいまで。変化を感じながら楽しむというのが当店のおすすめです。「明日はどんな味かな?」なんて毎日期待しながら楽しめる飲み物はなかなかないですね。コーヒーは面白いです。「焙煎~日後くらいのが一番好きなんだよね」なんて言えるとかっこいいかも!

当店コーヒーはご注文後に焙煎発送。味わいの変化をしっかりご堪能いただけます☕
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この記事を書いた人

横浜のはじっこ金沢区で整体とコーヒー豆焙煎のお店を経営しています。お客さんが少なくてジタバタ焦っちゃうこともありますが、閑(ひま)を喜びに。あれこれ追われてることが当たり前の今では何もない時間は本当贅沢。僕の苗字閑喜なんです。やるべきことはやりつつ、あとはあえてブレーキ踏むくらいな感じでゆっくり楽しく。妻と娘と3人暮らし。

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