暮らしとコーヒー– category –
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ルーティーンと五感への刺激|タイコーヒーで整える日常
コーヒーを淹れる時間。ルーティーンと五感への刺激が、リスタートの儀式になる。 カリカリと乾いた音と。手から全身に伝わる振動が思考を妨げる。僅かな間、時間が切り取られる。コーヒー豆と一緒に焦りや不安が粉々に。 漂うようなウイスキー感。靄の晴... -
じめっとした梅雨時|酸味系コーヒーがすっと馴染むとき
じめっとした季節は「さっぱり」がうれしい。苦手だった酸味が、ふと心地よく感じることも。 蒸し暑いときはさっぱりしたい。口にするのも柑橘系の爽やかな酸味が良く合う。明るい印象のレモンやグレープフルーツなんか特に。コーヒーの酸味に苦手意識を持... -
手軽なのに、なんだか特別|ドリップバッグの不思議な魅力
ドリップバッグが手元にあるとなんか嬉しい。もちろん味わいや香りは普通に淹れるのと比べれば劣るんだけど、なんだろう、妙に大事に扱ってしまう。粉になってるので少しでも早く飲んだほうがいいのになかなか飲まない。 貴重品を扱うように丁寧に開封。わ... -
さっきより明るい朝|浅煎りコーヒーの香り
気持ちがどんよりする朝。浅煎りの軽やかさに、すこしだけ頼ってみる。 なんだろう、昨日まではあんなに上手くいくってイメージできてたのに。今朝はぜんぜんダメ。悪い結末ばかりに向かっていく。すべてがネガティブ思考。取り込まれていらいら人間になっ... -
焦りをほどく深煎り|アーシーなマンデリン
慌ただしさにのまれそうな時こそ、「一杯のコーヒー」に立ち止まる理由がある。 いくらでもある仕事。時間を惜しんでさばいていく。追われる感覚。 僅かな時間でも無理に作って一息つく。僅かな時間で何ができるってわけじゃないよ。自分に言い聞かせて豆... -
ほっと一杯|届けた後に残るもの、ふたつの仕事のかたち
☕ 整体とコーヒー。ふたつの仕事を通じて感じる「反応」と「余白」の話。 ふたつの仕事の「反応」と「余白」 今経営しているお店はもともと15年以上前(2009~)から整体のお仕事をやっていて、コーヒー豆の販売を始めたのは5年前(2020~)のことなんです...
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